Blog記事一覧 > ウェイトリフティングの怪我の治療 > ウエイトリフティングによる怪我について☎03-3555-7600 東京都中央区八丁堀サンメディカル鍼灸整骨院
ウェイトリフティングは選手を体重別に分け、バーベルをスナッチとクリーン&ジャークの二つの方法で各3回ずつ挙上し、そのうちの最高挙上記録で順位を決める競技です。
ウエイトリフティングを始めるのに必ず持っておくべき身体機能は、体の柔らかさです。太く大きな筋肉や運動神経ではなく自分の体を知り、準備することが大切です。
いかにしゃがんだ状態で重りを支えられるかが高重量を持ち上げる一番のカギであり、安全性の面でも最重要となります。
この時に痛めやすいのが腰と肩、膝などが多く痛めやすいです。負担が各関節にかかり捻りやすくなっています。しっかりサポーター、補助具をつけてやりましょう。
ウエイトリフティングの種目は競技種目としては「スナッチ」「クリーン&ジャーク」と分かれています。
どの競技も持ち上げてキャッチするときにどの状況でも関節、筋肉にはとてつもない重さがかかってきます。痛めてしまったときは必ず精密検査をしましょう。そして整骨院へいって怪我の治療や体のコンディション調整をしましょう。
膝の回復とともにウエイトリフティング種目の練習も解禁していく訳ですが、まずはそれぞれの種目は膝の可動及び筋力がある程度戻ってからの練習再開は言うまでもありません。
再開時は高重量は扱いません。
自分の体重以下で、膝のアライメントに気を付けながら、たくさん動かしていきます。
例えばさび付いて動かなかったものをいきなり大きな力で動かせば壊れるのは当然です、油を指しながら少しずつ、そしてたくさん動かして、それで問題なく動くようになってから力を掛ける、それは膝も同じだと思います。
怪我からの再開で何が大事かと言えば「きちんと動くこと」です。
そのためには動かすことが優先です。(重量は優先ではありません)
動くようになってから筋力を付けていき、重量を上げていくのが膝を守るには良いのではないかと思います。
そのための判断基準を一つ。
「最初からローキャッチをやらせる」
若いころから選手をやっている人は大体この意見に異議を唱えます。
でも本当に膝が大事なら、最初からローキャッチをやらせるところで指導を受けてはならないのです。
大事なことですが、最初はしゃがみは浅めに、徐々に膝周辺組織を慣らしていきながら深くしていきます。
再開だからと言っていきなり深くやれば当然膝は再び壊れます。