沖縄県内の交通事故が多い交差点ランキング
平成26年は、ワースト交差点5箇所で、50件の事故が発生しています。
このうち、追突事故(20件)が特に多く発生しています。次いで多かったのが、右折直進事故(15件)となっています。
交通事故は、自動車だけでなく歩行者・自転車などの行動が原因となることもあります。 交差点を通行する全ての人が、周囲をよく確認しながら、万一の場合にも対応できる速度で無理せず通行するよう、常に心がけましょう。
住所:宜野湾市伊佐1丁目10番
交差点の形状・特徴・通行状況
この交差点は、三差路交差点で、左折フリーの道路(市道)から国道への合流角度が悪く、加速車線の設置がない。恒常的に交通量が多く、特に朝の出勤時間帯は左折車両が多い。また国道の交通量が多く、合流同載に気をとられ前方不注視に陥りやすい。
事故の被害状況等
この交差点は、軽傷事故が12件発生している。
件数が多い事故類型の主な要因と予防方策
【追突事故】
要因:国道へ合流する際、国道側の車に気を取られ、前方車両の動きを十分注視せずに前方車両に追突する。
予防方策:前方車両の動きをよく見て、十分な車間距離をとることを心がける。
住所:那覇市古島1丁目
交差点の形状・特徴・通行状況
この交差点は、国道の高架道路の下を走る県道と、国道のランプと4箇所で連結した六差路交差点。信号機による交通整理は行われているが、ランプの出入口は信号によらない左折フリーの構造となっている。橋脚で見通しが悪い上、上下線の右折車両が多い時間帯は、右折待ちの車等で更に対向の見通しが悪く右折が容易にできない。恒常的に交通量が多く、特に朝夕の通勤時間帯に渋滞している。
事故の被害状況等
この交差点は、重傷事故が2件、軽傷事故が9件発生している。
件数が多い事故類型の主な要因と予防方策
【追突事故】
要因:合流する際、県道を直進する車に気を取られ、前方車両の動きを十分注視せずに前方車両に追突する。
予防方策:前方車両の動きをよく見て、十分な車間距離をとることを心がける。
【右折車と直進車の事故】
要因:対向の安全確認が不十分のまま右折したため、対向直進車と衝突する。
予防方策:見通しが悪いことから、対向の安全を十分確認した上で右折すること。
【出会い頭の事故】
要因:合流する際、県道の直進の有無を十分確認せず合流したため、県道の直進車と衝突する。
予防方策:県道の直進車の有無を十分確認することや、直進車の動静にも注意して合流すること。
住所
那覇市泉崎1丁目105番地旭橋駅
交差点の形状・特徴・通行状況
この交差点は、間口の広い道路が交差する信号機が設置されている四差路交差点で、国道58号線の上下線は直進が3車線と右折専用、左折専用車線が設けられている。恒常的に交通量が多く、朝夕の通勤時間帯に多い。
事故の被害状況等
この交差点は、重傷事故が1件、軽傷事故が9件発生している。
件数が多い事故類型の主な要因と予防方策
【追突事故】
要因:脇見や漫然運転により赤信号で停止した前方車両に追突する。
予防方策:運転に集中し前方車両の動きをよく見ることと、十分に車間距離をとることを心がける。
【右折車と直進車の事故】
要因:対向の安全確認が不十分のまま右折したため、対向直進車と衝突する。
予防方策:対向の安全を十分確認した上で右折すること。
住所
那覇市字天久1131番地
交差点の形状・特徴・通行状況
この交差点は、間口の広い道路が交差する信号機が設置されている三差路交差点で、恒常的に交通量が多く、朝夕の通勤時間帯に渋滞している。
事故の被害状況等
この交差点は、重傷事故が1件、軽傷事故が8件発生している。
件数が多い事故類型の主な要因と予防方策
【その他】
要因:横断歩道横断中等、安全不確認等により、横断歩道を横断している歩行者や自転車と衝突する。
予防方策:右折の際、対向車等の車両の有無の確認だけでなく、近くの歩道や横断歩道に歩行者や自転車がないか十分に確認して右折すること。
事故発生件数
平成26年事故発生件数:9件
住所
那覇市久茂地2丁目
交差点の形状・特徴・通行状況
この交差点は、信号機が設置されている四差路交差点で、恒常的に交通量が多く、朝夕の通勤時間帯に渋滞している。
事故の被害状況等
この交差点は、重傷事故が1件、軽傷事故が7件発生している。
件数が多い事故類型の主な要因と予防方策
【追突事故】
要因:前方車両の動静を十分注視せず進行したため、停止した前車に追突する。
予防方策:運転に集中し前方車両の動きをよく見ることと、十分に車間距離をとることを心がける。
【右折車と直進車の事故】
要因:対向の安全確認が不十分のまま右折したため、対向直進車と衝突する。
予防方策:対向の安全を十分確認した上で右折すること。
事故発生件数
平成26年事故発生件数:8件