
Blog記事一覧 > 4月, 2025 | 東京都中央区入船 サンメディカル鍼灸整骨院 - Part 2の記事一覧
実は胸郭出口症候群とは「4つの障害」の総称です。
まずは4つの分類を紹介し、その後に「神経圧迫」が起きる要因別に説明します。
腕の神経は「首から指先」に向かっています。
また腕の血管は「心臓から指先」に向かいます。
このどちらも鎖骨付近(胸郭出口)を通りますが、この胸郭出口付近で神経・血管が圧迫されてしまうため、その先に痛みやしびれが生じます。
この神経・血管が圧迫されてしまうポイントは主に以下の4つです。
・斜角筋症候群=神経が「首を支える筋肉」の間で圧迫される
・小胸筋症候群=神経が「胸と肩の間の筋肉」を通る時に圧迫される
・肋鎖症候群=神経が「1番上の肋骨と鎖骨の間」で圧迫される
・頸肋症候群=神経が「頸椎(首の骨)に、本来は無いはずの余分な肋骨がある場合」そこで圧迫される
■前腕から小指に痺れがある
■手を挙げているとしびれがひどくなる
■しびれが徐々にひどくなってきた
■手の色が左右比べると違う
■薬、湿布を貼っているけど良くならない
筋肉の緊張による胸郭出口症候群
・重い荷物をいつも同じ側で持つ
・野球のピッチングやラケットを振る動作の繰り返し(腕を後ろから前に持ってくる動作)
・バイオリン演奏や細かい作業など、首や肩が縮こまったままでの動作
・ボクサーのように背中を丸めた状態でのトレーニング
上記のような動作は「胸・肩・首」の筋肉に負担が掛かり過ぎて過緊張(硬く縮む事)を起こした結果、その筋肉の中を通る神経・血管が圧迫されるものです。
骨格による胸郭出口症候群
・なで肩で首の長い女性
・ストレートネック
・猫背などの不良姿勢
例えば「なで肩」であれば、本来V字(両端が少し上がる)のはずの鎖骨が下がってハの字になります。
さらに首が長いと鎖骨までの距離が長くなるので、そこを通る神経が伸ばされた状態です。
これでは糸がピーンと張るように牽引ストレスが掛かってしまい、神経が障害されるのです。
ストレートネックは首の筋肉に負担が掛かり、猫背は首・肩・胸が前に出て筋肉が縮んだままです。
どちらも結果的に筋肉が硬くなり神経・血管を圧迫しますが、元は骨格の位置異常です。
初期症状5選
・腕を挙げた時に肩・腕・手に痛みやしびれ
・後ろを振り返った時(車でバックする時など)に痛みやしびれ
・慢性的にひどい肩こり
・肩から腕にかけてだるい
・重いものを持つと痛みが悪化
・何もしなくても腕・手に痛みやしびれ
・痛いほうの腕が細くなってきた
・握力低下
めまい・頭痛
頭痛・めまいを感じる人胸郭出口症候群の直接的な症状ではないのですが、よくあるのが「めまい」や「頭痛」を訴える人です。
これは胸郭出口症候群になる人の大半が「姿勢不良」や「カラダの歪み」を抱えている事に起因します。
姿勢不良や歪みがあると神経や血管が圧迫(もしくは牽引)され、筋肉も過緊張してしまいます。すると首や肩の後ろも硬くなり、そうなると顔や頭の筋肉も硬くなります。
「首・肩・顔・頭」は脳に近いので、そこで神経・血管が圧迫されると「めまい」や「頭痛」が起きても何ら不思議はありません。
そしてこんな状態では強いストレスを感じて自律神経にも悪影響を及ぼすので、さらにめまいや頭痛が悪化していく事も珍しくないのです。
もちろん脳疾患などの重篤な病気が隠れている場合もあるので一度きちんと医療機関を受診して下さい。
その上で「異常なし」と言われたけれど上記の胸郭出口症候群の症状がある場合は「胸郭出口症候群と並行してのめまい・頭痛」の可能性があるので、きちんとした対応で改善していきましょう。
サンメディカル鍼灸整骨院では、鍼灸治療、整体、骨盤矯正、ストレッチ、温熱療法、超音波、マッサージ治療など体の状態に合わせて施術していきます。
是非宜しくお願い致します。
スポーツや日常生活で急にお尻(臀部)の筋肉に痛みが出る事があります。
臀部の筋肉は、とても重要な筋肉で大殿筋/中殿筋/小殿筋/外旋六筋など股関節や骨盤、足を動かしたり姿勢を安定させる筋肉になっています。
坐骨神経が通っていてしびれなども出やすい部分です。
スポーツで痛める時は、コンタクトプレーやジャンプして着地した時などに多いです。
痛めると、歩けはするのですが足を地面について体重をかけると痛みがでます。
なので歩けてしまうと治りが遅くなります。
テーピングで筋肉をサポートしてスポーツをしている方もいます。
サンメディカル鍼灸整骨院では、臀部の状態に合わせて整体/温熱療法/ストレッチ/鍼灸治療/超音波治療/スポーツマッサージなどの施術をしています。
痛めた時は、病院や整形外科へ行く前にご相談下さい。当院でしっかり治します。
人の頭の重さは、体重の約10%と言われています。
その重さをさせているのが頸椎です。
首の骨である頸椎は、通常前方に向かって緩やかにカーブ(S字)していて、これがクッションの役割をして頭の重さを支えています。
また、頸椎がカーブしていることで、頭の位置が自然と後になり、背骨の真上に保てるようになっています。
この緩やかなカーブが失われてしまった状態をストレートネックといいます。
頸椎がストレートになった状態というのは、頭が後に保てないということであり、あごが突き出て頭全体が斜め前へ突き出た格好です。
1 | 常に首が凝っている。 |
---|---|
2 | よく寝違いをおこす。 |
3 | 病院でストレートネックと診断された。 |
4 | 上を向きにくい。 |
5 | 首から肩、腕まで痛みやしびれがある。 |
6 | 頭痛がよくおこる。 |
7 | 真っすぐに立つと、頭と首が前に出ているのがわかる。 |
8 | 一日に10回以上はスマホを見る。 |
9 | 電車で座ったら、まずスマホを取り出して見る。 |
10 | パソコンの操作を、1時間以上することがしょっちゅうだ。 |
11 | PCはノートパソコンを使っている。 |
12 | 座ると猫背になっている。 |
13 | 「頭が重い」と感じることが多い。 |
14 | いつも首や肩が凝っている。 |
15 | お風呂は湯船に入ることがほとんどなくシャワーだけだ。 |
16 | いつも半身浴をしている。 |
15 | 結構高い枕でないと眠れない。 |
こうなると、頭の重みがまともに頸椎(首の骨:頸椎関節)にかかることになります。
当然ながら、頸椎をサポートしている首周りの筋肉に大きな負担がかかります。
肩の筋肉も緊張しますので、血行が悪くなり、首や肩の凝りなどの症状が出てきます。
また、頸椎関節には多くの神経が通っています。
頭の重みで頸椎の関節と関節の間の隙間が縮まることで、隙間を通っている神経が圧迫され、手や腕のしびれ、頭痛といった症状が出てくることもあります。
ストレートネックになる大きな要因は、頭が前方に突き出した、いわゆる「うつむき姿勢」にあります。
実は、頭がわずか2㎝前にでるだけで、頸椎にかかる頭の重みの負荷は2倍に、4㎝前に出ると5倍の負荷かがかるとされています。
例えば、体重60kgの人だと、頭の重さを6kg(前出:体重の約10%)として、2㎝で12kg、4㎝で20㌔の負荷ががかかると言うことです。
現代は、パソコンやスマートフォンの普及により、”うつむいている”時間がかなり増えているのではないでしょうか。
頸椎関節は、いろいろな方向に曲げたり回したりできるように、やわらかくてしなやかな構造になっています。
そのためによくも悪くも影響を受けやすいことになります。
ストレートネックになると、頸椎の一番上と後頭部の骨の間が狭まり、頭痛などの症状が出てきます。
この部分を緩めることで症状が緩和されたり、頸椎のしなやかさを取り戻せたりします。
関節は、冷えると動きが悪くなり、トラブルを起こしやすくなるものです。
簡単に暖められる方法の一つが入浴です。
シャワーだけではなく、しっかりと湯船につかるようにすることです。
目安としては、約40度のお湯に10分ぐらいつかるといいでしょう。
パソコンでの作業などで、椅子に座っているときは、骨盤を立てるように座りましょう。
背もたれのある椅子は、深く腰掛け、背筋を伸ばします(背筋に力を入れると骨盤が立って背筋がピンと伸びるはずです)
長時間になるとどうしても、猫背気味になってしまいますので、こまめに休憩をすることが重要です。
パソコンの場合は、モニターの高さに応じて椅子の高さを調整し、目線と画面が水平になるようにしましょう。
サンメディカル鍼灸整骨院では、ストレートネックの方への治療方法は検査、問診をしていきます。
その次に頚椎、胸椎、腰椎の調整、鍼灸治療、整体、筋肉の緊張を取り除き改善をしていきます。
現代社会ではかなり多く出ている症状です。
しっかり治療して快適な生活をしていきましょう。
膝の靭帯は、前後左右の靭帯と内側と外側の半月板で膝が支えられています。
その中でも後ろの靭帯、後十字靭帯はひざが後ろにずれることを防いでいる靭帯です。
前方から強い力が前方からかかったとき(膝が屈曲した状態で地面に強打したなど)に損傷することがあり、具体的には、スポーツ中の接触や交通事故、転倒によって起こります。
後十字靭帯損傷が起こると、強い痛みや膝の強い腫れ、立ち上がれないなどの症状が現れます。診察や画像診断(MRI検査やレントゲン検査)によって靭帯の損傷や骨折の有無が調べられます。
治療は保存療法(安静・装具・鎮痛剤の使用など)または手術で、損傷の程度によって治療法が選ばれます。
後十字靭帯は、脛骨(すねの骨)が後ろにずれることを防ぐ靭帯で この靭帯により、正常な屈曲運動が可能となります。
ひざ関節の中にある後十字靭帯の全部、あるいは一部の断裂は、ひざに前方からの強い力がかかったときに損傷が起きます。
・運動中人との追突や地面に膝から倒れた時
・転倒によるひざ下の強打
・交通事故によるひざ下の強打(車の前のダッシュボードに打ちつけることが多い)
・完全損傷:靭帯が完全に切れたもの
・部分損傷:靭帯の一部が切れたもの
・痛み、疼痛
・ひざ関節の腫れ、内出血
・こわばり
・膝くずれ(歩き始め、ダッシュやジャンプの着地でひざの力が抜ける)
・ひざ下の落ち込み:ひざを立てたときにひざ下の高さが左右で異なる
・半月板損傷
・他の靭帯の損傷(外側側副靭帯や前十字靭帯)
・触診:ひざがグラグラしないかの検査
・レントゲン:骨折を伴っていないか確かめる
・MRI:靭帯損傷の程度と合併症(半月板損傷や軟骨損傷)の確認
損傷の程度や患者自身の生活状況によって治療法は異なる
・部分損傷の場合には手術が行われないことが多い
・脛骨(すねの骨)が後方にずれないように押さえる装具やテーピングで固定する
・再建術:完全損傷で不安定性が残っている場合に行う。
・保存療法後は、関節が硬くならないよう可動域運動、筋力低下を防ぐ筋トレを行なう。
・手術療法後は、ひざを曲げる運動や、筋力をつける運動を行う。
・保存療法、手術療法でもすぐに歩行は行える。
・スポーツ復帰には6ヶ月以上かかる場合がある。
・ひざの不安定性が残ったまま放置すると、半月板や軟骨を痛め、変形性膝関節症になることがある。
サンメディカル鍼灸整骨院では、リハビリを得意としています。断裂後の手術後のリハビリ、部分断裂による固定をしながらのリハビリなど時間をかけて施術をしていきます。
超音波治療/整体/スポーツマッサージ/テーピング/サポーター/鍼灸治療など体の状態に合わせて施術していきます。
是非一度ご相談下さい。
最近慢性的な肩こりの方が多くなっています。
そして以前からある方は肩こりがひどくなった気がすると、お話する方が増えています。
・背筋から腰のあたりにハリがある
・関節が痛む、しびれる
・ギックリ腰をやってしまった
・何年にもわたって腰が痛い
・疲れやすい
・疲れが取れない
・痛みを感じるが異常はないと言われる
・不眠
・眠りが浅い
・寝起きがスッキリしない
・異常はないと言われてるが食欲がでない
最近の現状の原因はこんなことが考えられます。
パソコンやスマホの使いすぎで目の疲れが多くなっていて、首の位置や姿勢が悪くなっています。
全身の骨や筋肉は、繊細なバランスによって保たれています。
それが少しずつ崩れると知らず知らずのうちに慢性化し、各部位のこりやハリ、痛みとなって表れます。
また不意の行動によって一気に症状が出てしまうこともあります。
ギックリ腰などはこの典型と言えます。
サンメディカル鍼灸整骨院では、鍼灸治療、テーピング、整体、超音波治療、骨格矯正、ほぐし治療など様々な治療で施術していきます。
慢性的な肩こりの治療は、保険治療の適用ができません。
肩こりに困った時は是非一度ご相談下さい。