


人の頭の重さは、体重の約10%と言われています。
その重さをさせているのが頸椎です。
首の骨である頸椎は、通常前方に向かって緩やかにカーブ(S字)していて、これがクッションの役割をして頭の重さを支えています。
また、頸椎がカーブしていることで、頭の位置が自然と後になり、背骨の真上に保てるようになっています。
この緩やかなカーブが失われてしまった状態をストレートネックといいます。
頸椎がストレートになった状態というのは、頭が後に保てないということであり、あごが突き出て頭全体が斜め前へ突き出た格好です。
| 1 | 常に首が凝っている。 |
|---|---|
| 2 | よく寝違いをおこす。 |
| 3 | 病院でストレートネックと診断された。 |
| 4 | 上を向きにくい。 |
| 5 | 首から肩、腕まで痛みやしびれがある。 |
| 6 | 頭痛がよくおこる。 |
| 7 | 真っすぐに立つと、頭と首が前に出ているのがわかる。 |
| 8 | 一日に10回以上はスマホを見る。 |
| 9 | 電車で座ったら、まずスマホを取り出して見る。 |
| 10 | パソコンの操作を、1時間以上することがしょっちゅうだ。 |
| 11 | PCはノートパソコンを使っている。 |
| 12 | 座ると猫背になっている。 |
| 13 | 「頭が重い」と感じることが多い。 |
| 14 | いつも首や肩が凝っている。 |
| 15 | お風呂は湯船に入ることがほとんどなくシャワーだけだ。 |
| 16 | いつも半身浴をしている。 |
| 15 | 結構高い枕でないと眠れない。 |
こうなると、頭の重みがまともに頸椎(首の骨:頸椎関節)にかかることになります。
当然ながら、頸椎をサポートしている首周りの筋肉に大きな負担がかかります。
肩の筋肉も緊張しますので、血行が悪くなり、首や肩の凝りなどの症状が出てきます。
また、頸椎関節には多くの神経が通っています。
頭の重みで頸椎の関節と関節の間の隙間が縮まることで、隙間を通っている神経が圧迫され、手や腕のしびれ、頭痛といった症状が出てくることもあります。
ストレートネックになる大きな要因は、頭が前方に突き出した、いわゆる「うつむき姿勢」にあります。
実は、頭がわずか2㎝前にでるだけで、頸椎にかかる頭の重みの負荷は2倍に、4㎝前に出ると5倍の負荷かがかるとされています。
例えば、体重60kgの人だと、頭の重さを6kg(前出:体重の約10%)として、2㎝で12kg、4㎝で20㌔の負荷ががかかると言うことです。
現代は、パソコンやスマートフォンの普及により、”うつむいている”時間がかなり増えているのではないでしょうか。
頸椎関節は、いろいろな方向に曲げたり回したりできるように、やわらかくてしなやかな構造になっています。
そのためによくも悪くも影響を受けやすいことになります。
ストレートネックになると、頸椎の一番上と後頭部の骨の間が狭まり、頭痛などの症状が出てきます。
この部分を緩めることで症状が緩和されたり、頸椎のしなやかさを取り戻せたりします。
関節は、冷えると動きが悪くなり、トラブルを起こしやすくなるものです。
簡単に暖められる方法の一つが入浴です。
シャワーだけではなく、しっかりと湯船につかるようにすることです。
目安としては、約40度のお湯に10分ぐらいつかるといいでしょう。
パソコンでの作業などで、椅子に座っているときは、骨盤を立てるように座りましょう。
背もたれのある椅子は、深く腰掛け、背筋を伸ばします(背筋に力を入れると骨盤が立って背筋がピンと伸びるはずです)
長時間になるとどうしても、猫背気味になってしまいますので、こまめに休憩をすることが重要です。
パソコンの場合は、モニターの高さに応じて椅子の高さを調整し、目線と画面が水平になるようにしましょう。
サンメディカル鍼灸整骨院では、ストレートネックの方への治療方法は検査、問診をしていきます。
その次に頚椎、胸椎、腰椎の調整、鍼灸治療、整体、筋肉の緊張を取り除き改善をしていきます。
現代社会ではかなり多く出ている症状です。
しっかり治療して快適な生活をしていきましょう。
へバーデン結節とは、おもに人差し指から小指にかけて、第一関節が赤く腫れ、こぶのようになったり、曲がったりする病気で、変形性関節症の1つです。
第一関節に症状が出るのがヘバーデン結節で、第二関節に出る場合はブシャール結節といいます。
原因は不明ですが、加齢によるものや、手をよく使う40歳代以降の女性に多くみられ、女性の頻度は男性の約10倍と言われています。
痛みをともなうケースがほとんどで、以下のような動作が困難になります。
動作の痛み 6選
▲テレビなどのリモコンを押せない
▲缶ジュースのプルタブを開けられない
▲キーボードを打てない
▲箸を持てない
▲楽器がひけない(ピアノ・三味線 等)
▲包丁が握れない
日常生活に直結する動作ばかりで、普段できていることが痛みによって制限されるため、精神的なストレスにもつながります。
・手指関節の腫れ、膨脹、痛み
・症状が左右対称にみられる
・物がつかみにくい、握りにくいといった症状
・朝にみられる関節のこわばり
・全身の関節の膨脹
・採血データによる異常がみられる場合
・発熱などの全身症状
・膨張や変形は手や指先、ひじにだけ見られる。
・第一、第二関節だけが腫れる(*注)
・X線上で関節の隙間が狭い、骨のとげが突出するなどの所見がみられる
・水ぶくれのような硬いこぶが爪付近にできる
◎急性期→手指の関節の痛みや腫張がメイン
手指を使う作業後に関節がじんじんするような痛みが出てきます。
関節が曲がってきます。
◎進行期→手指の関節部分の隙間が狭くなったり、手の甲の関節がぽこっと飛び出したりする。
◎慢性期→痛みが軽減し、気にならなくなってきます。
ただ、ある日突然痛みとともに変形が発生する場合もあるので注意が必要です。
日常生活には大きな支障を来たしませんが、変形を残すことになります。
安静が基本ですが、関節が痛いからといって動かさないでいると、固まってしまいます。
手をお湯に入れて温めたり、患部に少し電気治療をして刺激を与えることが有効で、手や指を使わなくてはならない時には、テーピングなどで保護することで痛みが和らぎます。
また、普段から手や指先に負担のかかることは避けたほうがいいでしょう。
サンメディカル鍼灸整骨院では、ヘバーデン結節の治療をしています。
鍼灸治療などで治療をしていきます。地域の方々も沢山来院されています。
体の変化が気になった時は、病院へ行く前にサンメディカル鍼灸整骨院へご相談下さい。
産後のお母さんや荷物を持ち上げて運ぶ方に多い指の腱鞘炎。
長母指外転筋と短母指伸筋の共通腱鞘の狭窄性腱鞘炎のことです。
使い過ぎによる腱の炎症で安静にしていれば早く治ります。
指を屈曲させる際には腕の筋が収縮し、その筋から指の末節骨まで伸びた長い腱が腕側に 引っ張られることで可能になります。
指に向かう腱は、運動量が大きく力も強大なので他の組織 との摩擦を防ぎ、滑りをよくするため、遠位中手骨から指先までを腱鞘で覆われています。
それに加えて指の掌側には、要所に腱鞘位置を固定するため、輪状靱帯(=靱帯性腱鞘)が 腱鞘を補強しています。
通常の生活では、腱と輪状靱帯の機械 的刺激により生じた炎症は一晩寝れば治 まるが、一晩の間の修復できる範囲を超えたほどの無理を繰り返すことで、徐々に輪状靱帯は肥厚し、腱を締め付けるまでになります。(=狭窄性腱鞘炎)
結節が輪状靱帯中に収まっているのは指を伸ばした時であって、結節が輪状靱 帯をくぐらなければ指は伸びないです。
指を 屈曲すると腱は腕方向に引っ張られて移動し、結節も輪状靱帯から出た状態になります。
そして指を再伸展させようとすると、結節は輪状靱帯にぶつかり、伸展途中で、それ以上の指伸展が不能となる。
・バネ指は、中指、環指の指屈筋腱に好発し中年女性に多い。
・乳小児のバネ指は母指に好発する。
・小児バネ指はホルモンによるものとされる。
幼児のバネはあまり痛がらず、自然治癒してゆくケースがほとんどです。
弾撥指の好発指=ボーリングの球に入れる指に一致。
2)症状・所見 指が一定の角度に達すると、自動運動が障害され、これを自動的・他動的に強制屈曲させるときには、弾撥性に屈曲します。
夜間就寝中に、無意識に指を屈曲するせいかとくに起床後に指を再伸展させる際に強く痛む。
これをモーニングアタックとも言います。
重度バネ指でなければ、無理に伸展させると、轢音を発し、完全伸展可能になります。
・MP関節掌側部の圧痛・運動痛。
・腫瘤を触知する
・親指や手首の使いすぎで発症する
そもそもドケルバン病とは、腱鞘炎の1種で狭窄性腱鞘炎とも呼ばれています。
親指を動かすと、親指側の手首に痛みが生じたり、指が腫れたり動かせなくなったりする可能性もあり注意が必要です。
スマホの使いすぎで親指を酷使していると発症しやすいのですが、実は子育て中のママのなかにもドケルバン病になってしまう人もいるそうです。
赤ちゃんを抱っこする際に、親指が突っ張ってしまい、本人が気づかないうちに親指を酷使する結果となり、発症してしまうといわれています。
親指を広げたときや手首をまわした際に、親指の付け根に痛みを感じるようであれば、ドケルバン病の可能性が考えられます。
また、自己診断をするためには、親指を内側にして手を握り、手首を小指側に曲げます。
このときに手首に痛みがあれば、ドケルバン病の疑いがあるそう。
ドケルバン病の治療には、親指や手首を安静がすることがもっとも効果的といわれています。
片手だけをずっと使うのではなく、両手を交互に使うようにして、親指や手首の負担を軽減させるといいそう。
とはいえ、親指や手首は日常的によく使う部位なので難しいかもしれません。
そういった場合は、テーピングやサポーターなどで固定します。
しかし、これも自分では思うようにできないことも…。
まずは病院を受診し、医師に相談して適切な治療を受けるようにしましょう。
治療を受けても改善しない場合や再発を繰り返すようであれば、手術をしなければないないこともあるので、「腱鞘炎だからそのうち治るだろう」と安易に考えてしまうのは、あまりいいことではなさそう。
もし、手首に痛みを感じているようであれば、病院で診察を受けたほうがいいかもしれません。
サンメディカル鍼灸整骨院では、ドケルバン病の治療をしています。超音波治療、テーピング、マッサージなどで治療をしていきます。
地域の方々も沢山来院されています。
体の変化が気になった時は、病院へ行く前にサンメディカル鍼灸整骨院へご相談下さい。

転倒した時や長時間座っている状態が続くと尾骨(尾てい骨)に痛みが出てきます。
転倒した時の怪我は、お尻の骨が痛いと訴える方が多く、尾骨の骨にあたるところです。

尻もちをついた後は、強い打撲になり当たり場所が悪いと、ヒビや骨折につながります。
生活していても痛みが続いているので、腰や膝にも負担がかかり痛みが広がってきます。
長時間座っていて痛みが出てくる時は、尾骨/仙骨あたりにある神経が圧迫されてしびれや、痛みが出てくることがあります。

坐骨神経痛の神経に近いので腰も痛みが強く出てくることもあります。
尾骨や仙骨周囲の痛みの治療に関しては、難しい部分もあります。


サンメディカル鍼灸整骨院では、超音波治療/整体/鍼灸治療/ストレッチなど体の症状に合わせて施術していきます。


是非よろしくお願いします。
膝痛にはさまざまな原因が御座いますが、その一つが「半月板損傷」です。
階段の昇り降りで痛む、しゃがんだり星座をすることが出来ない、完全に膝を伸ばすことが出来ない、などあてはまる症状が御座いましたら一度、中央区八丁堀のサンメディカル鍼灸整骨院で検査を受けてみることをオススメいたします。
半月板損傷を放っておくとどんどん悪化して歩くことさえつらくなってしまうことがあるのです。
膝にある半月板というのは、関節軟骨と共に、膝の関節の噛み合わせをスムーズにしたり、関節自体がぶつかり合わないようにクッションのような役割をしている部分なのです。
この半月板に傷がついてしまっている状態が半月板損傷です。ひどい場合には手術が必要になるケースも御座いますので、軽い痛みでも我慢せずに中央区八丁堀のサンメディカル鍼灸整骨院へご来院ください。
部活動などで毎日一生懸命練習をされているスポーツ選手の方は特に半月板損傷には気をつけてください。
走る動作や、繰り返しのジャンプ動作によって膝部分に負担がかかり損傷させてしまうことが御座います。
中央区八丁堀のサンメディカル鍼灸整骨院では、半月板損傷予防のための施術もおこなっておりますので、激しいスポーツをされている方は是非ご相談ください。
背中というのは、非常に重要な部分です。
上半身を支える大黒柱。だからこんなことで悩んでいるのであれば、要注意です。
負担がたまりすぎると、「ぎっくり背中」といわれる辛い状態になってしまいます。
単なる疲れと自己解決せず根本改善をめざしましょう。
1.交通事故やスポーツ等で背中に激しい衝撃が加わったとき
2.デスクワークや姿勢の悪さで背骨や骨盤がゆがみ、いつも背中に負担がかかっている
3.痛い背中の筋肉が張りすぎて、力を抜けない状態になっている
4.首が悪くて背中にいく神経に障害を受けている
5.腕の筋肉が疲労困憊していて常に背中に重みがかかってる
背中の痛みには多くの症状があり、その原因は多種多様です。

労働や長時間のPC作業や同じ姿勢でいること(悪い姿勢など)によって筋肉が硬直し、肩こりの症状や、血行不良や神経の伝達を阻害します。
なにもせずにそのままにしておくと日常生活の中で急な痛みがでてくる原因にもなります。

ストレスや飲みすぎ等で内臓機能が低下し筋肉が硬化したり、風邪の時にも背中の痛みが出る事があります。
骨粗しょう症、すい臓がん、肺がん、肋間神経痛、気胸、狭心症、尿管結石などでも背中に痛みをともなう事があります。
先ほども申し上げた通り背中・肩甲骨というのは、上半身を支える大黒柱です。
なぜ大黒柱かというと、背中の筋肉は、首肩・頭と繋がっているので、背中の筋肉が緊張したり固くなり始めると首肩にも緊張が伝わり痛みが出てきますし、もっとひどくなると頭痛の原因となってしまいます。
背中は上半身の不調の原因の場合が多く、しっかりとケアをしてあげないといけない箇所です。
八丁堀サンメディカル鍼灸整骨院の施術は、体の状態に合わせて鍼灸治療、超音波治療、干渉波治療、温熱療法、整体、骨格矯正、手技療法、運動療法、ストレッチなど様々な施術で回復を早めていくことを目標としています。
是非背中の痛みで気になった時はご相談下さい。
モートン病とは、足裏の、足指の間の付け根の部分に、しびれ・痛み・腫れが生じる疾患です。
特に3指と4指の指の間に多く発症します。
足はアーチ型の構造によってバランスを保っていますが、足に大きな力が加わると、アーチの上の部分にあたる、2指や3指の指に力が集中します。
特に3指の指の方が、かかる負担が大きいことから、3指と4指の間に起こりやすいといわれています。
神経障害の一種のモートン病は、足底を通過して指先に伸びる神経が、指と指をつなぎ止めている靭帯と、地面の間に挟まれた状態で、常に圧迫されることが原因で起こります。
あまりにも痛みが強い場合は手術する場合もあります。
最初は保存療法で行い、インソールや、ヒールを履かずに靴を変えて様子見で、それでも改善しなければ手術を勧められます。
サンメディカル鍼灸整骨院では、超音波治療や鍼灸治療、整体、マッサージなど体の症状に合わせて施術します。
是非一度ご相談ください。
腱鞘炎にかかる人が、最近急増しているようです。
腱鞘炎とは、筋肉の両端にある腱が腱鞘という筒の中を通るのですが、この腱と腱鞘のあいだに起きた炎症をいいます。腱鞘炎には、代表的な病名が二つあります。
・バネ指(屈筋腱炎)・・・手指を曲げ伸ばしする腱におこるもの
・ドケルバン病・・・手指の親指側に起こるもの
腱鞘炎は、安易に考えて対応してしまうと完治するまでに時間がかかる場合が多いようですので早めの受診をしてください。
手、指、腕がだるい、動きにくい、痛い、しびれる、腫れる・・・。
痛みは物を摘んだり、握ったりすると増強します。手のひらや甲、指を押してみたり、曲げ伸ばしたり時に鈍い痛みを感じるようであれば、腱鞘炎の可能性があります。
また、曲げ伸ばしの時にカクカク音が鳴る場合も注意が必要です。
腱鞘炎の具体的な症状は周期的に訪れる激痛です。
この痛みのおかげで普通の生活に影響を与えることもあります。
手の指が曲がったまま伸びなくなってしまい、無理矢理伸ばすと「ぱきっ」という音と共に弾かれたように伸びることを「バネ指」と言います。
治療は、数多くの腱鞘炎治療法の中から独自の研究で成果を上げている、独特の治療法です。
1.症状の確認
患部の動きに対して痛いかを確認致します。曲げるときなど痛みの状況と場所を確認致します。
2.筋肉の疲労と緊張をとる
腱鞘炎は患部の使いすぎで疲労することによる筋肉の異常緊張と考えています。
腱鞘炎の場合、その緊張を取ることで短期間での回復が可能です。
ブシャール結節は手の指の変形性関節症の1つになります。
起こる頻度の高い順からDIP関節(ヘバーデン結節)、母指CM関節、PIP関節(ブシャール結節)と言われております。
ブシャール結節はヘバーデン結節の20%合併する変形性関節症になります。
ヘバーデン結節とは変形性関節症で40歳以降の女性に多くみられ、女性の罹患頻度が男性より10倍ほどたかいのが特徴になります。
症状としては同部の腫脹、疼痛を訴えます。急性期に発赤などの炎症症状を伴う場合や、粘液嚢腫を伴う場合があります。
慢性期には第一関節の屈曲変形もおこります。
指の第1関節(DIP関節)が変形し曲がってしまう原因不明の疾患です。
示指から小指にかけて第1関節が赤く腫れたり、曲がったりします。痛みを伴うこともあります。
母指(親指)にもみられることもあります。
第1関節の動きも悪くなります。
また、痛みのために強く握ることが困難になります。
第1関節の近くに水ぶくれのような透き通ったでっぱりができることがあります。
これをミューカスシスト(粘液嚢腫)と呼びます。
原因は不明ですが閉経をした女性に多いです。
一般に40歳代以降の女性に多く発生します。
手を良く使う人にはなりやすい傾向があります。
遺伝性は証明されてはいませんが、母や祖母がヘバーデン結節になっている人は、体質が似ていることを考慮して、指先に負担をかけないように注意する必要があります。
是非一度ご相談ください。
実は胸郭出口症候群とは「4つの障害」の総称です。
まずは4つの分類を紹介し、その後に「神経圧迫」が起きる要因別に説明します。
腕の神経は「首から指先」に向かっています。
また腕の血管は「心臓から指先」に向かいます。
このどちらも鎖骨付近(胸郭出口)を通りますが、この胸郭出口付近で神経・血管が圧迫されてしまうため、その先に痛みやしびれが生じます。
この神経・血管が圧迫されてしまうポイントは主に以下の4つです。
・斜角筋症候群=神経が「首を支える筋肉」の間で圧迫される
・小胸筋症候群=神経が「胸と肩の間の筋肉」を通る時に圧迫される
・肋鎖症候群=神経が「1番上の肋骨と鎖骨の間」で圧迫される
・頸肋症候群=神経が「頸椎(首の骨)に、本来は無いはずの余分な肋骨がある場合」そこで圧迫される
■前腕から小指に痺れがある
■手を挙げているとしびれがひどくなる
■しびれが徐々にひどくなってきた
■手の色が左右比べると違う
■薬、湿布を貼っているけど良くならない
筋肉の緊張による胸郭出口症候群
・重い荷物をいつも同じ側で持つ
・野球のピッチングやラケットを振る動作の繰り返し(腕を後ろから前に持ってくる動作)
・バイオリン演奏や細かい作業など、首や肩が縮こまったままでの動作
・ボクサーのように背中を丸めた状態でのトレーニング
上記のような動作は「胸・肩・首」の筋肉に負担が掛かり過ぎて過緊張(硬く縮む事)を起こした結果、その筋肉の中を通る神経・血管が圧迫されるものです。
骨格による胸郭出口症候群
・なで肩で首の長い女性
・ストレートネック
・猫背などの不良姿勢
例えば「なで肩」であれば、本来V字(両端が少し上がる)のはずの鎖骨が下がってハの字になります。
さらに首が長いと鎖骨までの距離が長くなるので、そこを通る神経が伸ばされた状態です。
これでは糸がピーンと張るように牽引ストレスが掛かってしまい、神経が障害されるのです。
ストレートネックは首の筋肉に負担が掛かり、猫背は首・肩・胸が前に出て筋肉が縮んだままです。
どちらも結果的に筋肉が硬くなり神経・血管を圧迫しますが、元は骨格の位置異常です。
初期症状5選
・腕を挙げた時に肩・腕・手に痛みやしびれ
・後ろを振り返った時(車でバックする時など)に痛みやしびれ
・慢性的にひどい肩こり
・肩から腕にかけてだるい
・重いものを持つと痛みが悪化
・何もしなくても腕・手に痛みやしびれ
・痛いほうの腕が細くなってきた
・握力低下
めまい・頭痛
頭痛・めまいを感じる人胸郭出口症候群の直接的な症状ではないのですが、よくあるのが「めまい」や「頭痛」を訴える人です。
これは胸郭出口症候群になる人の大半が「姿勢不良」や「カラダの歪み」を抱えている事に起因します。
姿勢不良や歪みがあると神経や血管が圧迫(もしくは牽引)され、筋肉も過緊張してしまいます。すると首や肩の後ろも硬くなり、そうなると顔や頭の筋肉も硬くなります。
「首・肩・顔・頭」は脳に近いので、そこで神経・血管が圧迫されると「めまい」や「頭痛」が起きても何ら不思議はありません。
そしてこんな状態では強いストレスを感じて自律神経にも悪影響を及ぼすので、さらにめまいや頭痛が悪化していく事も珍しくないのです。
もちろん脳疾患などの重篤な病気が隠れている場合もあるので一度きちんと医療機関を受診して下さい。
その上で「異常なし」と言われたけれど上記の胸郭出口症候群の症状がある場合は「胸郭出口症候群と並行してのめまい・頭痛」の可能性があるので、きちんとした対応で改善していきましょう。
サンメディカル鍼灸整骨院では、鍼灸治療、整体、骨盤矯正、ストレッチ、温熱療法、超音波、マッサージ治療など体の状態に合わせて施術していきます。
是非宜しくお願い致します。